在ることについて

アタマの中にある事柄を吐き出すために書き留めるためのブログ

甦る

あの頃に戻ることはない。

戻ることはないが、あの頃に感じていた感覚は戻すことができる。

 

住み慣れた土地を離れ、新しい土地で、新しい取り組み、別れに新しい出会い、そして挫折。

 

繰り返していないとは言えないが、それでも前進していると思っている。

 

昔、手放しの法則なるものや断捨離が流行っていた時に、捨てたものが、手放したことが、今また手に戻ってきている。

以前、持っていたモノコトと違うのだろう。

同じようなことでも、違うのだ。

 

その時に、湧き上がった衝動は、以前の衝動ではない。

その瞬間、新たに生まれたのだ。

 

不死鳥は一度、死んで甦る。

何度でも甦る。

情熱も甦る。

 

情熱は不死鳥のようだ。

それしかないのではない。

生まれた衝動、情熱を受け取った。

あの瞬間、明確に認識できた。

 

ならば、どんな障害があろうが、壁があろうがとにかく突き進むだけだ。

 

前は、ひよこの状態で手放してしまった。

いや、殻も突き破れなかったのかもしれないが、手放したことに変わりはない。

 

生まれた情熱は、まだ卵の中にいる。

包まれている卵の殻は、以前より硬いのかも知れないし、柔らかいのかも知れないが、必ず破り、ひよことして歩き回り、翔び立つまで、やり続けていく。

 

毎度、こんなことを言っているのだろうが、前進しているなら、少しは学んでいるから進むことができる。

 

甦った情熱を大切に温め、殻を突き破るチカラを蓄えぶち破ってやる。

自分との約束を守っていくことが、結果につながるのだろう試行錯誤、継続していくこと。

甦ったのだから。