強烈な一発
今日は惨敗だった。
いや、もしかすると今までも負けていたのを見なかっただけなのかもしれない。
他者の言葉をまとい、他者の存在を借りて、今までずっとやってきたんだろうな。
実力なんて、小っぽけですぐに負けてしまっていたのだろう。
負けているのに気付かず、やれば何とかできるなんて思っていながら、何もせず、何かのせいにして逃げ回っていた。
負けたと認めることから、逃げていた。
そこに立ち向かうからこそ、次の段階に行ける。
可能性にかけると言うことは、賭けた自分にムチを打つしかない。
そんな自分にムチを打てず、逃げ回って、立ち向かおうと決めた瞬間、後追いのように助けてくれたのは他者である。
存在を大きくすることが目的ではない。
存在を認めてもらうことが目的ではない。
しっかりとやるべきことをやれば、存在は勝手に大きくなるだろうし、存在を認められることにもなる。
上には上がいる。
親友が言っていた。
オーバーキル(相手を致死に至らすぐらいの攻撃)ができるようになるまで…
自分の出力することに対して、そう言っていた。
出力することを見る相手、それを受け取る他者その出力することにチカラを込めて、存在を込めてこそ、相手に影響を及ぼす。
その為に、それまで、それからも、やり続けること。
生半可な気持ちでやり続けるのではなく、覚悟して。
新しい道を選ぶと、その広がる道の分だけ、可能性の分だけ、何かを失うかも知れない。
責任を持つ、自立するということは、そういうこと。
それをやり続けたくなる情熱、それをやり続けるチカラ、ただ自分だけではなく、他者が与えてくれる機会。
そして居場所は自分で作る。
今日のこの空間に、誰一人として欠けてはいけない。
だからこそ、その役割を果たすこと。
すべての人が、すべての役割があるように、その役割を認識して果たすこと。
やると決めたのだから、後戻りはしない。
何度も食らいたくない。
強烈な稲妻を。
逃げ回れず、受けるしかできなかった。
強烈な一撃を。
心がズタボロに壊れた。
粉々になった残がいに、キラリと光るものを見つけた。
それを今まで大事にしてきてなかったから、ズタボロになってしまったとわかった。
ズタボロになってまでキラリと光るものは、新しい道までも用意してくれたのだ。
やるだけ。
楽しんでやるだけ。
可能性が増えていく。
賭けた自分にムチを打っていく。