良き場での良き出会い
◾︎男と女
異種社交酒場(私が行っているのはinternational bar)において、人の行動を観察するのが非常に面白い。
何故、人はこのような社交の場、交流の場に集まるのか…
その答えは人それぞれであろう。
そう言ったお店がたくさんあれば、地域的に少ない(ない場合も)がある。
それぞれお店によって客層や求めるものが違ってBARという場は、他者との交流目的が多いだろう。
男の交流目的の一つに女性との交流を目的としている人がいる。
その目的がほとんどだと言っても過言ではない。
女性も多いだろうが、男性とは違う交流目的であろう。
男性から女性に掛け合うことが多いように見受けられるが、女性も相手の良し悪しに対する態度や男性が女性を誘うように仕向ける態度をしている。
それがわかるときがある。
それは同性でも同じようなことなのだろう。
その空間にいる人々たちとは全て出会いなのだが、合う・合わないなどもあるが、そう言った出会いの中で繋がっていく人たちがご縁ということなのだろう。
そういう時、初めて出会う相手なので何も知らないから、何かの共通点であったり、ノリであったり、様々なことから相手と合うかどうかなどを探していることが多いのではないだろうか。
相手のことを認識するために、必要な符号(レッテル)の一つに名前がある。
住んでいるところ、年齢、職業など。
相手を特定させると共に、共通点を探しているのだろう。
それも人によって色んな符号を使っている。
符号以前の雰囲気(オーラ)や人柄などがある。
それによって、人はまず判断するのだろう。
よく言う第一印象とは、身なりもさることながら、伝わる雰囲気が優先されるのは、昼間のような明るい場所ではないからだろう。
そういう第一印象の雰囲気は作っていける。
もちろん、付け焼き刃であれば直ぐに剥がれてしまうものの、こういう場ではお酒のチカラというものも使える道具の一つである。
目的がどこなのか、何を目的としているのか?
で変わってくる。
特に目的を持たずに、接することが多い私からすると周りの人たちの動きなどが面白いように目につく。
『いつも異性に声を掛けているな』とか、『ようやくこの同性と繋がったのか』など、よく顔を見る人に対してわかるし、初めて見る顔でも『異性を物色しているな』などと見えてくる。
人は人と知り合うことで広がる何かがあるのだろう。
その先がどうなるのかはわからないが、結果が良かったとなるのであれば、【良き出会い】なのであろう。
何組かのカップルがこの場で誕生していることがそれを物語っているように感じる。
健全といえば、何が?となるが、いつも、そういった【良縁】に恵まれる場であることを願っている。