在ることについて

アタマの中にある事柄を吐き出すために書き留めるためのブログ

夢と現実の狭間で

田舎暮らしを夢見て、田舎に来た。

田舎に住んで自分で米や野菜を作り、たまに人を泊めたり、人が集えるようにカフェのようなことをしたいと夢見ていた。

 

今の所に来る前に、何個かそういう場所を見てみた。

そこで行きあたる問題としては、住居と仕事のこと。

 

農業で飯を食おうなんて考えていなかったが、農業で飯を食うことも考えて調べてみたら、そうとうリスクがある。

はっきり言うと、儲からない。

農業をやるならサラリーマンやっていた方がマシな位ヤバい。

もちろん、農業をしている人全員が儲けていないわけではいないが、かなり知恵や知識、アタマがないと難しい。(運も重要)

 

ということもあり、農業で飯を食うということは、選択しないことにした。

 

都市部のように仕事があるわけではないので仕事がないか、あったとしてもしたい仕事ではないことが多い。もしくはできない仕事(未経験者はお断りみたいなこと)。

 

住居に関して言うと、まず一軒家を貸してくれるところはほとんどない。

あるかも知れないが、何も手を入れず住める状態ではない家であったり、購入するならいいが実際の価値とは比べ物にならないぐらい高い(実際会った話)だったりする。

 

そんな時に、家も仕事もあり田舎暮らしができるというものを発見した。

熟考する間もなく飛びついた。

 

が、しかし...

 

自分の夢とはかけ離れている生活が待っていた。

思い描いた夢は、引越して数日で破り捨てることになった。

 

夢は破り捨てたが、仕事を放棄することはしないでおこうと決意し過ごしてきた。

 

都市部から越してきたからこそ、わかる田舎のあたたかさ。

人のあたたかさ。

都市部にはそういう人のあたたかさに触れて生きていく方がいいような人がたくさん居る。

そういう人に田舎暮らしを勧めたい。

新しい夢ができた。

 

そんな想いで進んできたが、ここにきて大きな問題があることに気が付いた。

想いがあるのは、自分一人だけなのである。

 

夢がまた破れようとしている。

もう夢を持つことが怖くなってきた。