それぞれの舞台で
人の上に立とうと思ったら、自分のこと以外を考える必要がある。
自己中心的な考え方では誰もついてこない。
私利私欲のために、人を使う人には誰もついてこない。
自分が楽になることが目的ではない。
所属するところに対して、その中枢を担う者として何が大切なのか、何をしなければいけないかを全体を見据えて判断して、決断し、行動する。
などを、職場で話ししていた。
が、もし一人ならどうだろうか?
自分が社長ならどうだろうか?
自分のことを考えなければ生きていけない。
だが、ここで出てくるのが他人にどのような価値を与えられるか。
とはいえ、明確な線引きはなく自分や他人の喜びや得になることは、近似値になるだろう。
他人の喜びと自分の喜びが近いとやりがいも感じられる。
ただ懸念することは、他人の喜びが自分の喜びとならないこと。
自分の喜びと他人の喜びは似ているようで違うということ。
そんなことを人の上に立つことを話ししてて思った。
独立してやるということは人の上に立つことではない。
相手と対等であること。それだけではないがまず対等になることは容易ではない。
会社組織に属することがどれだけ楽なのかは、そういったことからわかる。
その分、独立してやっていく難しさもわかる。
属することと独立することのどちらがどうとかはなく、それぞれの舞台が用意されている。
その舞台で演じる時のコツみたいな話しだ。
それぞれの舞台に、用意されたアトラクション(催し)を全力で楽しめばいい。
それを楽しんでいれば、次の催しが準備される。
まだ、次の催しに乗る(行く)準備が出来ていなくても、もう次の催しの入り口の前にいる。
こなした催しに再度乗る(行く)ことはない。
次の舞台、その次の舞台と、どんどんと舞台は変化していく。
そして、描いた舞台に近づいていくが、描いた以上の舞台が用意されている。
どんな舞台だろうが、そこに登場する人物に対して、自分がどうするのか、どんな物語を描くのかは自分が決めること。