無駄なボールは持たない
自分から行動を起こすことは、自分の人生に取って有効なことだけにしている。
たとえば、『また今度、誘ってください』と言われたとして、誘うのはこちらからになる。
いつ誘うのかなど考える必要があり、タスク(課題、作業など)が増える。
コンピュータはタスクが増えると、動きが遅くなるように、人も色んなことを持っていると動きが遅くなってしまったり、忘れたり、時にはパンクして動かなくなってしまったりする。
コンピュータに処理能力があるように、人にも処理能力がある。
その処理能力を何に、どこに使うかで変わってくる。
常に色んなボールを持っていると、いっぱいになり処理できなくなる。
だから相手からボールを投げられても、自分が持ち続けることがないようにしている。
できるだけ持たない方がいい。
その分、自分で投げられるボールが増える。
可能性というボールを投げることができる。
その可能性が閃く隙間も、自分がどれだけボールを持っているかで変わってくる。
必要最低限でいい。
無駄なことは、時期が経てば腐ってくる。
食べ物が腐るように。
腐ったことが、他のことを腐られていく。
基本的に溜めないことがいい。
いつでも新鮮な機会が訪れるように、いつでもいい機会を活かせられるように、いつでも閃きボールを投げられるように。